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執筆者の写真そよかぜ らしん盤

断る極意

SST(ソーシャルスキルトレーニング;社会生活、対人関係において

必要な技能を養うプログラム)においても

テーマとしてよく取り上げられる「断る」技能。


他者に何かをお願いされたときに

本当は嫌だけど相手を不快にさせるのはもっと嫌だから、

困っていることを助けないのは冷たいと思われるんじゃないか、

あとあと関係が気まずくなるのではないか、


とまぁ色々自分の中でぐるぐる考えると

断りづらい…

ぐるぐる考えること自体が面倒だから

承諾してしまったほうが楽だと思ったり。


あとから何でいつも断れないのかなぁと凹んでみたり

自分に苛立ってみたり。


さらっと断るってやはりリハーサルしていると

やりやすくなります。


そしてもっと大事なのは

断った後に起こってきます。


相手;「これお隣りに届けてきて」

あなた;「今は無理です」


さて、この後相手は何を言うでしょう。どう行動するでしょう。

「手が空いたら行ってもらってもいい?」

「じゃあ他の人に頼んでみるね」

「明日、自分で届けてくるわ」

等々。。


あなたが断ることで相手が動きを変えていく場合があります。


つまり、相手を思って我慢して断らないことが

相手のためになっているかどうかはわからない。

むしろ断りたい時にきちんと断ることによって

相手にとっても

自分にとっても

より早く、より納得のいく解決にたどり着くこともあるということ。


この視点を持っておくと

断ることもハードルが下がるのではないでしょうか。







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