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  • 執筆者の写真そよかぜ らしん盤

調整する

更新日:7月15日

人それぞれのお話をうかがっていると

その人、その人の生きてきた歴史、背景、経験、記憶があって

それがみーんな違います。


自分の価値観から見れば

あの人のやっていることは理解できない。

あの人の行動は非常識だ。

あの人の考え方はいかがなものかと思う。


その違和感や怒りが

自分自身に向くこともあります。

自分に価値なんてあるんだろうか。

自分なんてどうせこうだったからこれからもそうだろう。


こうした苦しみを超えていくときに

考え方を「変える」

他人は変えられないから自分が「変わる」

という表現があります。


そうは言っても自分を変えるのもとても難しいですし

そもそも自分を変えるってどういうことなのか。


「変える」「変わる」には一気に行けないので

「調整する」ととらえるのはどうでしょう。

もっと和らげる表現をするならば「微調整する」。


塩味の強いスープだから作り直す。

ウエストのきつくなったGパンを買い替える。

となると、時間もコストもかかりますが


塩味の強いスープならばちょっとお湯を足す。

ウエストのきつくなったGパンの

アジャスターを伸ばしてみる。

それでほどほどにしのげるなら今はそれでよし、という塩梅です。


問題を解決するときに

革命のような変化を起こすのは難しいことです。

また大きな変化は新たな課題を生むこともあります。

ですから

じれったくとも

状況や流れに合わせて気づかれぬ程度に

ちょっとずつ形を変える方法は

どんな場面でも使える

万能(言い過ぎでしょうか?!)なやり方ではないかと

最近、私自身が実践してみて感じたことです。





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