top of page
検索
  • 執筆者の写真そよかぜ らしん盤

受け入れる

「どうせ自分なんて…」

自分の中にいじけて小さくしょんぼりしている自分がいました。

それを謙虚さとして価値があると思い込んでいました。


ある時、

「あなたがここに行きたいなら私が連れてってあげますよ」

と声を掛けられたときに

「お忙しいでしょうから、もし時間が空けばありがたいですけど

無理に、とは言いません」

といつもの自分の謙虚さを最大限使い答えたら

「自分が行きたい、と思っているなら

ぜひ連れてってください、お願いします、と答えないとね」

と、その方はびしっとはっきり言いました。


そのおかげでハッと目が覚めました。

これは謙虚さではない。

相手への気遣いでもない。

自分の中にある

断られること、拒絶されることへの恐怖だ、と気づきました。


指摘してくれた方の素晴らしいところは

この恐怖の歪んだ表出への違和感だけでなく

適切な言葉への変換の仕方も具体的に教えてくださったことだと思います。


このやり取りをした後から

恐怖を持ったままだけれど

自分のふるまいを変えることができるようになりました。

恐怖を超えて行動を変えることができるようになると

恐怖を持ったまま、自信を持つことができるようになります。



自信がなくなると

つい「自分なんて」、という考えが頭をもたげてきます。

それでもコミュニケーション上で

「私はこう思っていて、こうしたいんです」と力強く言えると

顔も気持ちも前向きに上がってきます。


弱い自分がいる、ということを否定しないのが

自分を受け入れることだと考えていましたが


今は

弱い自分を否定せず、そのあとどう振る舞うか

までを含めたプロセスが

弱い自分も受け入れる、ということだと思っています。





閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page