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執筆者の写真そよかぜ らしん盤

対立をなくす

更新日:7月15日

最近読んだ文章のなかに

「努力は必ず報われるわけではない。

思い描いた結果は得られない時もある。

だから努力し続けるには勇気が必要です。」

とありました。


以前にも触れたことがあるフレーズではありましたが

就労支援に携わっている者としては

まさに、と感じるものでした。


それでも努力し続ける勇気を出すために

どうすればいいかを考えていました。


私の中のひとつの答えとしては

「努力し続けたい自分がいる」ところから始まるのではないでしょうか。

つまり、ありのままの自分が「当たり前に努力し続けたい状態」であること。

難しいですね。


逆から考え直してみると

結果に執着すると

思い通りの結果が得られないかもしれないと不安になり

思い通りの結果が得られなかったときに怒りが生まれます。


この不安と怒りは相手がいる場合には対立関係が生まれます。

「どうしてこうしてくれないの」

「なんでああいうことするの」

といった具合に。

でも相手をコントロールすること、相手を変えることはできません。


とするならば、

私の場合は

そもそも対立関係を生まない考え方に立ち戻ります。

具体的には

相手の立場に立って状況をとらえ直す作業をします。

そのために

相手の話を聞きます。


「あなたからこの状況はこんな風に見えていたのね」

「これを大事にしているあなたはそう感じるよね」

「だからこういう行動を選んだんだね」

「お互いの考え方、捉え方がこんなにも違ったんだね」

と、相互の共通理解が進み

対立関係が必要なくなります。


この作業は私がとても大事にしていることです。

だから結果を気にせず話をする努力を続けられます。


ですから

「自分は↑とは全く思いません」という方とも

じっくりお話ししたいと思っています。






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