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  • 執筆者の写真そよかぜ らしん盤

目の前に立つ人に

先日、とある方とお話ししていた時に

驚きのフィードバックをもらった話題を。


皆さんはジブリ作品はお好きですか。

大ファンの方もいれば、全く観ない方もいると思います。


個人的には

現代の若いアニメーター作品の中に

ジブリ作品に影響を受けてきたんだろうなぁと感じる世界観や描き方を観ると

その独創性や一貫してこだわっている質の高さに

素人判断ですが感銘を受けます。


そして、いいなぁと思うのは

どんなにおどろおどろしいキャラクターや

行く手を阻むキャラクターが出てきても

主人公たちは「お前は誰だ?!何者だ?!」と尋ねないところです。


どんなルックスでも、

どんなに自分を傷つけようとしてきても

自分の目の前に存在し、

自分に何かをしてくる相手がいる、という事実をまるごと認め、

相手が誰で、どんな理由で、なんのために、

ということは2の次、3の次。



大概、誰かの心ない言葉に傷ついた時、

人は「どうしてあの人はあんなこと言ったんだろう」

「なんで私はあんなこと言われなくちゃいけなかったんだろう」

と思いがちですが

残念ながら本人に聞いても本心を答えてもらえるかわからない。

答えが出ない問いであり、

そもそも自分自身の記憶や経験や考えから立ち上がる問いなのです。


初めて出会う人に対し

「あなたは何者ですか」と

よくわからないから不安になる、身構えてしまうこともあるでしょう。

けれど、出会うことに感謝し

自分も相手も大切に思う関わりを意識するならば

まずは笑顔で「はじめまして」と扉を開けたいと思っています。






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